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海外新規テーマ「騎甲虫」紹介

お久しぶりです。ゆうぼうです。

 

前回更新から大体1年経ちましたね...という事は記事を見てくれている方なら分かっているかもしれませんが、

では、毎回恒例のテーマ紹介していきましょう。

 

今回の記事はWPP2022海外新規テーマ「騎甲虫(ビートルーパー)」です!

 

というわけで、騎甲虫とはなんぞや?って方に簡単に説明を。

 

メインモンスターが6種類で内訳が下級3体、上級3体。

EXモンスターが3種類で内訳が融合1体、リンク2体。

魔法が3種類、罠が2種類。

 

となっています。

 

テーマ内の共通効果は一部カードのみですが存在する限り昆虫族しか特殊召喚出来なくなるデメリット効果、メインデッキに入る上級モンスターは効果または効果を発動する為のコストでデッキに戻す効果を備えています。

 

ほぼ全てのカードが特殊召喚する効果をもっているので昆虫族サポートとして様々なデッキに入れる事が可能でしょう!

 

次はそれぞれカードを見て行きましょう。

  • 参考レシピ

好きすぎて米版で集めてしまった・・かっこいいので後悔は無い・・はず。


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  • モンスター

「騎甲虫スカウト・バギー」 3枚

「騎甲虫スケイル・ボム」 3枚

「騎甲虫スティンギー・ランサー」 3枚

「騎甲虫アサルト・ローラー」 1枚

「重騎甲虫マイティ・ネプチューン

「B・F必中のピン」 3枚

「B・F毒針のニードル」 3枚

「B・F連撃のツインボウ」 3枚

「B・F早撃ちのアルバレスト」 1枚

「応戦するG」3枚 

「共振虫」 3枚

「灰流うらら」 3枚

「増殖するG」 3枚

「デビルドーザー」 1枚

「スケイル・モース」1 枚

「ゴキボール」 1枚

 

  • 魔法

「騎甲虫隊戦術機動」2枚 

「墓穴の指名者」 2枚

「抹殺の指名者」 1枚

 

「騎甲虫空殺舞隊」 1枚

 

  • EXモンスター

「騎甲虫アームド・ホーン」 3枚

「大騎甲虫インヴィンシブル・アトラス」 3枚

「甲虫装機ピコファレーナ」 2枚

「熾天蝶」 1枚

「B・Fー霊弓のアズサ」 1枚

「B・Fー突撃のヴォウジェ」 1枚

「B・Fー降魔弓のハマ」 1枚

「B・F-決戦のビック・バリスタ」 1枚

「No,3地獄蝉王ローカスト・キング」 2枚

 

では、実際にカードを見て行きましょう!

 

  • モンスター


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【騎甲虫スカウト・バギー】

効果モンスター
星3/風属性/昆虫族/攻1000/守 300
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
自分の手札・デッキ・墓地から「騎甲虫スカウト・バギー」1体を選んで特殊召喚する。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分は昆虫族モンスターしか特殊召喚できない。

 

このテーマのメインカードの1つですね。

(1)の効果は召喚、特殊召喚成功時に同名モンスターを除外以外から特殊召喚します。

名称指定の1ターンに1度しか使えませんがとても強く、このカード1枚でリンク2、ランク3のモンスターをEXデッキから特殊召喚が出来ます。

 

昆虫族専用の「魔界発現世行きデスガイド」や「SRベイゴマックス」みたいなカードになっていて似た使い方をする昆虫族の「ギャラクシー・ワーム」を含めて1枚初動を6枚体勢にする事も可能です。

 

その「ギャラクシー・ワーム」との差別点ですが、

 

「ギャラクシー・ワーム」は通常召喚にしか対応しておらず、自分フィールドに「ギャラクシー・ワーム」以外のモンスターが存在している場合効果を発動出来ません。

その分、効果は無効になりますが「ギャラクシー・ワーム」以外のモンスターも出せますし、特殊召喚制限などのデメリット効果もありません。

 

一概にどちらの方が強いなどはありませんが、

騎甲虫デッキや昆虫族を主軸にしているデッキであれば「ギャラクシー・ワーム」よりこのカードの方が採用しやすいかもしれません。

 

話は少しズレてしまいましたが、このデッキでの主な使い方は1枚でリンク2の昆虫族に繋げて展開を伸ばしたり、

後述するリンク4の「インヴィンシブル・アトラス」の(3)の効果で特殊召喚しXモンスターの「No.3地獄蝉王ローカスト・キング」をX召喚したりします。

 

対戦では展開をしようと発動した(1)の特殊召喚効果に対して、

「増殖するG」の効果を発動された時にX召喚する事で展開を止めながら1妨害を構える事も可能です。

 

(2)のデメリット効果は共通効果ですが、騎甲虫自体が昆虫族のみなので実質デメリットは無い様なものですね。

 

デッキに採用するのであれば初手引き、後引き両方で使える為3枚入れたいカードです。

 


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【騎甲虫スケイル・ボム】

効果モンスター
星3/炎属性/昆虫族/攻1200/守2000
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドに昆虫族モンスターが召喚・特殊召喚された場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):相手フィールドのモンスターの効果が発動した時、自分フィールドの昆虫族モンスター1体をリリースして発動できる。
そのモンスターを破壊する。

 

テーマ内妨害カードの1つですね。

自分フィールドに昆虫族モンスターが召喚、特殊召喚されると手札から特殊召喚する(1)の効果と、

相手フィールドのモンスター効果が発動した特に自分フィールドの昆虫族モンスターをリリースして効果を発動したモンスターを破壊する(2)の効果の2つを持っています。

 

特筆すべきは(2)の破壊効果です。「幽鬼うさぎ」と同じ様に発動した効果を無効には出来ませんが破壊出来るので、

前述していた「騎甲虫スカウト・バギー」や「SRベイゴマックス」、「魔界発現世行きデスガイド」の様な通常召喚時にデッキから特殊召喚するモンスターに使う事で1枚でX召喚やリンク召喚を防ぐ事も出来ますし、

「トランスコード・トーカー」等のリンク先を参照する効果に対して使う事で墓地からの特殊召喚を止める事も可能です。

 

リリースモンスターも自分フィールドの昆虫族であれば何でも良いのでこの効果を発動している「騎甲虫スケイル・ボム」をリリースしてしまえば1枚で簡完結している妨害カードと言えますね。

 

展開補助、妨害効果と使い道が多く、テーマ内の妨害が多くない「騎甲虫」では3枚入れたくなるカードでしょう。

 


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【騎甲虫アサルト・ローラー】

効果モンスター
星4/地属性/昆虫族/攻1600/守1400
このカード名の、(1)の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、
(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードは自分の墓地の昆虫族モンスター1体を除外し、手札から特殊召喚できる。
(2):このカードの攻撃力は、自分フィールドの他の昆虫族モンスターの数×200アップする。
(3):このカードが戦闘で破壊された時に発動できる。
デッキから「騎甲虫アサルト・ローラー」以外の「ビートルーパー」モンスター1体を手札に加える。

 

テーマ内の展開用カードの1つですね。

墓地の昆虫族モンスターを除外して特殊召喚する(1)の効果、墓地の昆虫族モンスターの数を参照して200ポイントアップする(2)の永続効果。

戦闘破壊時にデッキから同名モンスター以外の「騎甲虫」モンスターを特殊召喚する(3)の効果の3つを持っています。

 

基本的には(1)の効果で展開を伸ばす目的で使用します。

その際には展開で墓地へ送った「共振虫」を除外し、効果発動のトリガーとして使いながら自身を特殊召喚しリンク召喚やランク4のX召喚など地味ながらも有用な使い方が出来ますし、「騎甲虫アサルト・ローラー」は「応戦するG」の効果でデッキからサーチ出来るのも有能ですね。

 

極稀に(3)の効果も使う場合もありますが、そうなっている場合は展開が出来ていない時か、作った盤面を返されてジリ貧になっている時で、

その状態になっている場合は勝つのは厳しい場合が多く、「(3)の効果のおかげで勝てた!」と効果の強さを感じる事は多くないでしょう。

 

デュエル中に何度も使う事も無いと思いますし、「応戦するG」でサーチ出来る事から採用枚数は1枚程度が無難だと思います。

 


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【騎甲虫ライト・フラッパー】

効果モンスター
星6/水属性/昆虫族/攻2000/守2200
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、自分の墓地のカード及び除外されている自分のモンスターの中から、
カード名が異なる「ビートルーパー」モンスター2体を対象として発動できる。
そのモンスターを手札に加える。
このターン、自分はこの効果で手札に加えたカード及びその同名カードの効果を発動できない。
(2):相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
このカードを持ち主の手札に戻し、その攻撃を無効にする。

 

テーマ内のリソース回収カードですね。

 

召喚、特殊召喚に成功した場合に墓地または除外から名称の異なる「騎甲虫」モンスターを効果を発動出来ないデメリットを付与しながら手札に回収する(1)の効果、

相手モンスターの攻撃宣言時に自身をコストで手札に戻し攻撃を無効にする(2)の効果を持ちます。

 

メインデッキに入るモンスターで唯一自身で特殊召喚する効果を持たず、使いにくいカードになってはいますがリソースを唯一、複数枚墓地、除外から戻せる効果を持つので何らかの手段で出す事が出来れば効果を使いたいと思うタイミングは多いでしょう。

 

(2)の効果があるのでモンスターゾーンに出た後も棒立ちにならず、モンスターゾーンに残す理由も出てきます。

 

回収効果で他の「騎甲虫ライト・フラッパー」を選ぶ事も出来、強いカードではありますがやはり自身で特殊召喚が出来ないのがネックになり、採用枚数は1,2枚が限界だと思います。

 


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【騎甲虫スティンギー・ランス】

効果モンスター
星7/風属性/昆虫族/攻2400/守1800
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分・相手のメインフェイズに、自分の墓地の昆虫族モンスター1体と相手の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。
このカードを手札から特殊召喚し、対象のモンスターを持ち主のデッキの一番下に戻す。
(2):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「ビートルーパー」魔法・罠カード1枚を手札に加える。

 

テーマ内のサーチカードの1つです。

お互いのメインフェイズに互いの墓地を対象に取って発動し、対象をデッキの一番下に戻す(1)の効果と召喚、特殊召喚成功時にデッキから「騎甲虫」魔法、罠カードを加える(2)の効果を持ちます。

 

両方の効果も強く、(1)の効果はただ戻して特殊召喚するだけでなく、

相手の「ジェット・シンクロン」や「ゾンビ・キャリア」の様な自己特殊召喚効果や「ティアラメンツ」モンスターの自身を含んだ墓地融合効果、

 

「神炎竜ルベリオン」から「氷剣竜ミラジェイド」に繋げる素材名称指定の墓地融合効果に対してチェーン発動する事で相手の特殊召喚を不発にさせながら「騎甲虫スティンギー・ランサー」を特殊召喚する事が出来ます。

 

それだけでなく、相手が自分の墓地の昆虫族モンスターを対象に取る効果にチェーンする事でその対象を不在にさせ、相手の効果を不発にさせることも出来ます。

 

具体例を挙げると、自分が発動した「増殖するG」に対して相手が「増殖するG」を対象を取り、「墓穴の指名者」を発動。

 

それに対して「騎甲虫スティンギー・ランサー」の効果を発動し、自分の発動した「増殖するG」をデッキに戻す事で「墓穴の指名者」の効果が不発になり、

「増殖するG」の効果が適用されます。

 

このように特殊召喚とは言え様々な使い方が出来ます。

 

 

(2)の効果はテーマ内で唯一のサーチ効果になります。

 

サーチ先としては墓地に存在する「騎甲虫スケイル・ボム」を妨害手段として出したかったり、次のターン以降も継続して展開したい場合は「騎甲虫隊戦術機動」を。

 

条件が揃っていて且つどうしても破壊したい「センサー万別」や「スキルドレイン」等の永続罠が存在する場合は「騎甲虫隊降下作戦」を。

 

相手への妨害が欲しくて、「でも墓地に「騎甲虫スケイル・ボム」が居ないまたは「騎甲虫スケイル・ボム」の妨害が効き難い!」という時には「騎甲虫空殺舞隊」を。

 

それぞれの用途に応じてサーチ先を決めましょう。

 

器用なカードでサーチ効果もあり、攻撃力もそれなりに持つのでデッキには3枚入れる事になるでしょう。

 


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【重騎甲虫マイティ・ネプチューン

特殊召喚・効果モンスター
星8/地属性/昆虫族/攻3000/守3000
このカードは通常召喚できない。
除外されている自分の昆虫族モンスター3体をデッキに戻した場合に特殊召喚できる。
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):エンドフェイズに、このカード以外の自分フィールドの昆虫族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力は1000アップする。
(2):自分・相手のメインフェイズに、フィールドのこのカードが相手の効果で、
破壊された場合または除外された場合に発動できる。
このカードを特殊召喚する。

 

メインデッキの切り札枠ですね。

 

除外されている昆虫族モンスターを3体をデッキに戻して特殊召喚する特殊召喚ルール。

エンドフェイズに自身以外の昆虫族モンスター1体の攻撃力を永続的に1000ポイント上げる(1)の効果。

お互いのメインフェイズにフィールドで自身が相手の効果で破壊、または除外された場合に自身を再びフィールドに特殊召喚する(2)の効果を持ちます。

 

このカードに関しては(1)(2)の効果も強いのですが、

後述するカウンター罠の効果参照の為に攻守3000というステータス、

後述するリンク4の効果の為のリリース素材として展開の後半で除外を3枚戻して特殊召喚するという特殊召喚条件がメインの強みになっています。

 

また、「No.3地獄蝉王ローカスト・キング」の効果を能動的に発動する為に無効にしても問題の無い(1)の効果を無効にする場合があります。

 

色々な使い方はありますが、やはり通常召喚出来ず、特殊召喚条件も簡単ではない為、デッキに入れる際には1枚が良いでしょう。

 

  • EXモンスター


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【超騎甲虫アブソリュートヘラクレス

融合・効果モンスター
星11/地属性/昆虫族/攻4000/守4000
昆虫族モンスター×4
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが融合召喚に成功した場合、このカードは次の自分ターンの終了時まで他のカードの効果を受けない。
(2):自分・相手のバトルフェイズ終了時に、自分の墓地の攻撃力3000以下の昆虫族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。

 

テーマ内のフィニッシャーの1体です。

融合召喚に成功すると次の自分のターンの終了時まで他の効果を受けない(1)の効果。

お互いのバトルフェイズ終了時に自分の墓地の攻撃力3000以下の昆虫族モンスターを特殊召喚する(2)の効果を持ちます。

 

とても強い融合モンスターで後述する専用融合魔法で融合召喚するのが基本です。

ただ、融合条件が厳しいのでこのカードが融合召喚出来ている時には展開が通っており、融合するよりリンクやX召喚した方が強い場合もあります。

 

もし対戦相手が「騎甲虫」の様な昆虫族モンスターがメインのデッキの場合は、

超融合で相手のモンスター4体で融合召喚してみるのも良いかもしれません。

 

(1)の他の効果を受けない効果は、敵味方関係無く受けないので「ブラック・ホール」の様な全体除去効果や、「ユニオン・キャリアー」の効果でモンスターを装備させる効果も受けないのも気をつけて使いましょう。

 

(2)の効果で一応融合素材にした昆虫族モンスターを墓地から特殊召喚出来るので盤面の損失を少しだけ補えることが出来ます。

「騎甲虫」モンスター指定も無く攻撃力3000以下の昆虫族なら何でも特殊召喚出来るのは面白い部分だと言えますね。

 


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【騎甲虫アームド・ホーン】

リンク・効果モンスター
リンク2/地属性/昆虫族/攻1000
【リンクマーカー:上/下】
昆虫族モンスター2体
このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分は昆虫族モンスターしか特殊召喚できない。
(2):自分メインフェイズに発動できる。
昆虫族モンスター1体を召喚する。
(3):このカードが墓地に存在する場合、自分の墓地からこのカード以外の昆虫族モンスター3体を除外して発動できる。
このカードを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。

 

テーマ内の展開カードの1つですね。

 

フィールドに存在する限り自分は昆虫族しか特殊召喚出来ない「騎甲虫スカウト・バギー」と同じデメリットの(1)の効果。

自分メインフェイズに手札から昆虫族モンスターを通常召喚する(2)の効果。

墓地の他の昆虫族モンスターを3体除外して特殊召喚する(3)の効果を持ちます。

 

このカードがとても強く、どの効果も「騎甲虫」モンスターを参照する効果が無く特殊召喚出来なくなるデメリット効果があるものの様々なデッキに出張させる事が出来ます。

(2)の効果だと特殊召喚ではなく通常召喚なので「B・F早撃ちのアルバレスト」の召喚成功時効果をもう一度使ったり、「甲虫装機ダンセル」のような自身で特殊召喚する効果を持ちませんが展開力があるモンスターを出し、更なる展開を広げる事が可能ですし、

「スケイルモース」のように出せば強力な制圧効果を持つモンスターをこのカードをリリース素材にしてアドバンス召喚する事も出来るので、便利な効果をしています。

 

(3)の効果を使えば、リンク召喚の素材となったこのカードをもう一度特殊召喚することが出来、尚且つ前述した「重騎甲虫マイティ・ネプチューン」の特殊召喚条件を満たしたり、「共振虫」の除外されたときの効果も使うことも出来たりもします。

 

この様に(2)も(3)も昆虫族モンスターと相性が良く、使いやすい能力をしているのでデッキに入れる際には2,3枚くらい入れる事になるでしょう。

 


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【大騎甲虫インヴィンシブル・アトラス】

リンク・効果モンスター
リンク4/地属性/昆虫族/攻3000
【リンクマーカー:上/左下/下/右下】
昆虫族モンスター2体以上
このカード名の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):リンク召喚されたこのカードの攻撃力が3000以下の場合、このカードは相手の効果の対象にならず、相手の効果では破壊されない。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分は昆虫族モンスターしか特殊召喚できない。
(3):自分フィールドの昆虫族モンスター1体をリリースし、以下の効果から1つを選んで発動できる。
●デッキから「ビートルーパー」モンスター1体を特殊召喚する。
●このカードの攻撃力はターン終了時まで2000アップする。

 

テーマ内の切り札の1つですね。

 

リンク召喚されていて攻撃力が3000以下、要は攻撃力が上がっていなければ相手の効果で破壊されず、相手の効果で破壊されなくなる(1)の効果、

テーマ内ほぼ共通効果の昆虫族モンスターしか特殊召喚出来なくなるデメリット付与の(2)の効果。

自分フィールドの昆虫族モンスターをリリースし、デッキから「騎甲虫」モンスターを特殊召喚するか、ターン終了時まで2000ポイントアップする(3)の効果を持っています。

 

このカードの強い所はなんと言っても(1)の耐性によって安全な状態で(3)のデッキから特殊召喚出来、且つリンク条件が昆虫族モンスター2体以上と緩い召喚条件な所でしょう。

 

これにより、このカード自体に「エフェクト・ヴェーラー」や「無限抱影」等の対象を取った妨害カードを受けずに効果を使ったり、「聖なるバリアミラーフォース」、「激流葬」と言った破壊効果を受けずに相手プレイヤーに攻撃することも可能になります。

 

デッキから特殊召喚する時にはまだ効果を使っていない場合は「騎甲虫スカウト・バギー」を出し、そのまま「No.3地獄蝉王ローカスト・キング」をX召喚したり、

先攻では出しにくい「騎甲虫スティンギー・ランサー」を特殊召喚し、魔法罠を持ってくるのも良いでしょう。

 

緩い召喚条件、デッキからの特殊召喚効果と強いカードなのでデッキに入れる時には1,2枚程度になるでしょう。

 

  • 魔法カード


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【騎甲虫隊降下作戦】

通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分フィールドに「騎甲虫トークン」(昆虫族・地・星3・攻/守1000)1体を特殊召喚する。
その後、自分フィールドに攻撃力3000以上の昆虫族モンスターが存在する場合、
フィールドの魔法・罠カード1枚を選んで破壊できる。

 

トークンを生成しつつ、条件が合えば対象を取らずに魔法罠を破壊する、展開カード兼魔法罠除去カードですね。

 

唯一の魔法罠除去なので有効に使って行きたい所なのですが、

条件も厳しいのであまり使いたくても使えないことが多いのが悲しいですね・・。

 

なので個人的には1枚くらい入れるのが無難な気がします。

 

 



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【騎甲虫隊上陸態勢】

通常魔法
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の手札・フィールドから、
昆虫族の融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、
その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。
(2):自分の墓地から昆虫族モンスター2体を除外して発動できる。
墓地のこのカードを手札に加える。
この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。

 

前述した融合モンスターを融合召喚する用の魔法カードですね。

(2)の効果で墓地のモンスターを除外する事で手札に戻す効果を持っています。

融合した際にはほぼ確実に昆虫族モンスターは2体以上存在するので大体は手札に戻し、モンスターが存在すればもう一度融合することも可能でしょう。

 

ちなみに余談なのですが、遊戯王OCGにおいて2022年9月10日の時点で存在する昆虫族融合モンスターは「超騎甲虫アブソリュートヘラクレス」と「クワガー・ヘラクレス」の2種しか存在しないのでこの融合魔法カードは「超騎甲虫アブソリュートヘラクレス」専用融合魔法と言っても差し支えないでしょう・・w

 


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【騎甲虫隊戦術機動】

フィールド魔法
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の墓地の「ビートルーパー」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚し、自分はその元々の攻撃力分のLPを失う。
この効果で特殊召喚したモンスターはこのターン攻撃できない。
(2):自分フィールドの表側表示の昆虫族モンスターが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。
自分フィールドに「騎甲虫トークン」(昆虫族・地・星3・攻/守1000)1体を特殊召喚する。

 

墓地の「騎甲虫」モンスターを攻撃力分LPを払いながら特殊召喚する(1)の効果、

自分フィールドの昆虫族モンスターが戦闘または効果で破壊されるとトークンを特殊召喚する(2)の効果を持つ展開補助のフィールド魔法ですね。

 

(1)の特殊召喚効果も勿論強いのですが、個人的には対戦の際に(2)の効果に救われる時もあるので油断出来ない効果です。

 

具体例を挙げると、予め「騎甲虫隊戦術機動」発動している状態で「騎甲虫スカウト・バギー」の効果を発動し、

その効果に対して「幽鬼うさぎ」や「ドドレミコード・クーリア」等の効果をチェーン発動されてしまい破壊されてしまうのですが、

「騎甲虫隊戦術機動」の(2)の効果でトークンを特殊召喚すれば総モンスター数は変わらずに展開を継続出来る訳ですね。

 

同じWPP3に収録のフィールド魔法「リブロマンサー・ライジング」と違い、サーチ効果も無く、フィールドに1枚しか存在出来ないため、

採用は1,2枚になると思います。

 

  • 罠カード


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【騎甲虫歩兵分隊

通常罠
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):トークン以外の自分フィールドの昆虫族モンスター1体をリリースして発動できる。
そのモンスターの元々の攻撃力1000につき1体まで、
自分フィールドに「騎甲虫トークン」(昆虫族・地・星3・攻/守1000)を特殊召喚する。

 

通常魔法の「アリの増殖」のトークンが「騎甲虫」トークンになり「騎甲虫スティンギー・ランサー」で持って来れるようになり、トークンの数をリリースしたモンスターの攻撃力参照して特殊召喚出来、1ターン中に1度しか発動出来ない代わりにアドバンス召喚の為に使えるようになった通常罠バージョンの「アリの増殖」です。

 

個人的には「アリの増殖」が罠カードになり、即効性が落ちてしまったのであまり使わないなぁと言う印象ですね・・

 

一応「アリの増殖」よりトークンのステータスが高くバトルフェイズ中に使えることからバトルを既に行った攻撃力を自身の効果で2000ポイント上昇させた「大騎甲虫インヴィンシブル・アトラス」をリリースして追加攻撃を行う事でそのまま合計10000ポイントのダメージを与えられます。

 

もしデッキに入れるのならたまに発動するかもしれないですし1ターンに1度しか発動出来ないので1枚またはどうしても発動させて追加攻撃を行いたいので3枚投入するかもしれないですね。

 


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【騎甲虫空殺舞隊】

カウンター罠
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):自分フィールドに「ビートルーパー」モンスターが存在し、相手がモンスターの効果を発動した時に発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
(2):このカードが墓地に存在し、自分フィールドに攻撃力3000以上の昆虫族モンスターが存在する場合、
自分エンドフェイズに自分の墓地から昆虫族モンスター1体を除外して発動できる。
このカードを自分フィールドにセットする。

 

 

「騎甲虫」モンスターが存在すれば相手の発動したモンスター効果を基本的には何でも無効にし、破壊する(1)の効果。

自分フィールドに攻撃力3000以上の昆虫族が存在すれば自分エンドフェイズに墓地から昆虫族モンスターを1体除外することでセット出来る(2)の効果を持つカウンター罠でテーマ内の妨害カードですね。

 

このカードの(1)の効果は勿論強いのですが、カウンター罠なのでスペルスピードが高く、同じカウンター罠じゃないとチェーンする事が出来ないのも大変魅力があります。

尚且つ(2)の効果によってセットしたこのカードはフィールドを離れても「騎甲虫アームド・ホーン」のように除外されることが無くもう一度墓地に行くので条件さえ満たせば理論上何回でも使用出来るのがとても強いです。

 

「大騎甲虫インヴィンシブル・アトラス」と一緒にセットする事で対戦相手は「大騎甲虫インヴィンシブル・アトラス」を除去する為にモンスター効果でどうにかしたいのに、

 

毎ターン「騎甲虫空殺舞隊」が何回も墓地から伏せられて「大騎甲虫インヴィンシブル・アトラス」の除去がやりにくくなり、大変面倒になると言うことですね。

 

とまぁ、とても強いカードなのでデッキに入れる時には「騎甲虫スティンギー・ランサー」で持ってくる前提で1枚か、「騎甲虫スティンギー・ランサー」で他の魔法罠も持って来たい場合は3枚投入するのも良いかもしれないですね。

 

 

「騎甲虫」はどうでしたか?

マスターデュエルでは先に実装されていたりと色々と他の海外新規テーマと比べて異例な事がありましたが、

個人的には海外新規テーマらしい楽しさと昆虫族の待望の新規テーマと言う事でついつい米版で揃えたりと良いテーマでした。

これを見て組む際の参考や組みたくなってもらえると幸いです。

 

という訳で今回はこの辺りで、一緒に公開の「リブロマンサー」